平和な我が家に嘘みたいな本当の話
お昼ごろだったかなぁ?東京の実家の父(仮称:波へい)から電話があって、
波へい:「お、おい、さっきな、カツオ(仮称です。あたしの実弟)から電話があって、なんかよくわかんないが、泣いていて、熱が39度あるだの、会社苛められて辞めたいだの言ってるんだよ」
さざえ(私):「はぁ?はぁ・・・風邪?だったら、帰って寝てればいーじゃん(冷血←つうか仕事忙しいし)」
あ、解説しますとね。
北海道在住の私の実弟は、まあかくかくしかじかで、父上とはここ3年ばかり疎遠になってしまい、簡単に言うと、絶縁勘当状態?顔も電話もまったくご無沙汰なフクザツ~な父子関係なんですよね。
まあ、お嫁にいっちゃったあたしには、あんまり関係ないけどね~♪ってフリしてますが。
そんな息子ちゃんから3年ぶりに泣きじゃくりのsosの電話が来れば、父の慌てぶりはわからないわけでもない。ふむ。。
んが、
波へい:「どーしたもんかな?おい、さざえぇ、様子伺いに連絡してくれよ。。。俺、来週、旅行なんだよ。おまえ、行けないよな?」
って、北海道かよっ!!
あたしゃ、今、鹿児島じゃぁぁぁ~!わかっとるんか、父!
それでも、かわゆい弟が少々心配になって、夕方電話してみる。
さざえ:「あんた、風邪引いて熱出て、大変なんだって?」
カツオ:「は?お、久しぶり。熱?風邪引いてないけど・・・」
さざえ:「新しく仕事始めて、どーなのよ?いろいろ辛い事あるの?」
カツオ:「別にぃ・・・」
さざえ:「うむ。まあ、えらそうに言うわけじゃないけどさ、バイトみたいな仕事なんて、嫌なときには辞めてもいいのよ。腐る程、仕事なんてあるのよ。ね、気の合わないやつもいるし。特に体調悪いときに働かせるなんて、もっての他!・・・ああ、ねえちゃんも若いときはいろいろ経験したもんよ。マックのバイトでこき使われて苛められてて・・・
ちょ、ちょっと聞いてる?」
カツオ:「ああ、聞いているよ。」
さざえ:「んにゃ、あたしの話はどーでもよくって。あんた仕事嫌なのなら辞めなさいよ。」
カツオ「・・・」
さざえ:「3年ぶりにお父さんに電話するくらい、テンぱってるんでしょ?もう、辞めちまいな。東京に帰っておいでさ。」
カツオ:「・・・・・・」
さざえ:「黙ってたって、わかんないわよ(怒)」
カツオ:「・・・つ、つうか、今日誰にも電話なんてしてないんだけど・・・風邪ひいてないし」
え?えぇぇぇ~!!!
嘘だろ、電話したんだろ、おい、照れるな。
と、意味ないやりとりを10分ほど・・・
カツオ&さざえ:「も、もしかして、、、
オレオレ詐欺~」
はい、、、実はそのようでした。
ご無沙汰なのに元気な北海道の弟を装って、ぼちぼち寂しがってるオヤジに魔の手が忍び寄る。
つうかさぁ、日ごろから、仲良くしておけよ。父子!
最愛の息子の声も聞き間違えてたくせに、
「いや~、でも、俺はあんなアホ息子にびた一文も払わねーから、オレオレ詐欺も無駄骨よ!」
よく言うよ。
あー心配して疲れた。父子関係フクザツね。
疲れたから、言わせてもらうけど、世間のオレオレ振り込め詐欺ちゃん!ざまぁみろってんだ!
あたしを身代金目的で誘拐しても、うちにあるのは抵当まみれのお家くらいだよ。借金も資産のうちだ!だからにゃ。へーんだ。。。
。。。ちょっとむなしい貧乏社長令嬢、もとい今はサラリーマンの嫁さ。ふふん☆
飲むべ。
先日、取引先のお客様を接待するために紹介したお店では、極上のこの焼酎がボトル3500円で入れられます。
うまいです。佐藤(黒)好きな人ははまるだろうなぁ。
飲みきれない時は家に持ち帰って、こういうむしゃくしゃした日に飲んでます。
微妙に辛口。混じりけのないそつな味。
これぞ、極上と言える村尾でしょ。
あたしが口にした焼酎で最も完成されていると、感じます。
鹿児島に遊びに来たときはぜひ、寄って酔ってね。
いつも美味しい酒と刺身をありがと ♪